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堤真一、1年通してクライマーズハイ状態…報知映画賞表彰式

(2008年12月18日06時04分 シネマ報知)

久々の再会を喜ぶ(左から)原田眞人監督、堤真一、堺雅人、尾野真千子
久々の再会を喜ぶ(左から)原田眞人監督、堤真一、堺雅人、尾野真千子
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 ◆第33回報知映画賞・主演男優賞第33回報知映画賞の表彰式が17日、東京・港区のザ・プリンスパークタワー東京で行われた。主演男優賞(堤真一=44)、助演男優賞(堺雅人=35)の2冠に輝いた「クライマーズ・ハイ」のファミリーが勢ぞろいした。原田眞人監督(59)と新人記者役の尾野真千子(27)が花束を持って祝福。

 「こんな賞をいただけてビックリしている」。映画賞の主役、堤は「クライマーズ・ハイ」で日航ジャンボ機墜落事故の全権デスク・悠木として熱のこもった演技を見せた姿とは対照的に、どこか恥ずかしそうだった。

 「『容疑者Xの献身』は福山(雅治)くんが主演だし、『クライマーズ』は(劇中の北関東新聞の)編集局員50人全員が主役。こうやって賞をいただくのは気恥ずかしいけど、映画そのものが評価されたということで、ありがたくいただきます」と肩をすくめた。

 報知映画賞は「ALWAYS三丁目の夕日」(05年)での助演男優賞受賞以来2度目。当時も、映画の撮影の合間に駆け込むように会場に姿を見せたのが開会から20分後だったが、今回も主演舞台「イリュージョンコミック舞台は夢」(午後2時開演)を控えており、表彰式の冒頭30分間だけの出席だった。

 祝福に駆け付けた原田眞人監督をはじめとする「クライマーズ・ハイ」のファミリーが勢ぞろい。ドラマなどでの共演経験があるキョンキョンの姿もあり「知った顔が多かったので、もう少し一緒にいたかった」。名残惜しい気持ちを抑え、東京・初台の新国立劇場に向かった。

 今年は「1年を通して『クライマーズ・ハイ状態』だった」と振り返る。「クライマーズ」では“全権のPRデスク”のように今までにないほど精力的なキャンペーン活動だった。

 次回の映画出演はまだ未定。「来年は余裕を持って、自分を見つめ直すことも必要かな」と話す冷静さも。しかし、勲章はひたすら走り続けた堤のもとにめぐってきた“ご褒美”。多忙なのは活躍の証しだ。「次にそういう(ゆっくりする)機会があればうれしいですね」と、3度目の受賞に意欲をみせた。

 ◆堤真一(つつみ・しんいち)1964年7月7日、兵庫県生まれ。44歳。千葉真一が主宰するジャパン・アクション・クラブに入団し、真田広之の付き人になる。87年にNHKドラマ「橋の上においでよ」でテレビデビュー。以後ジャンルを問わず活躍。97年に第32回紀伊国屋演劇賞を受賞。2005年に報知映画賞ほか5つの映画賞で助演男優賞を受賞。身長178センチ、血液型AB。

 ◆クライマーズ・ハイ85年に群馬・御巣鷹山で日航ジャンボ機が墜落。520人の死者を出した世界最大の単独航空機事故に奔走し、苦悩する「北関東新聞」記者たちの姿を描いた社会派ドラマ。記者時代に、事故の報道にかかわった横山秀夫氏が自分の体験を反映させて書いた同名小説が原作。05年にはNHKでドラマ化(主演・佐藤浩市)された。

 ◆容疑者Xの献身直木賞を受賞した東野圭吾氏の同名推理小説を原作に、フジテレビ系月9ドラマ「ガリレオ」と同じキャスト、スタッフで映画化。天才物理学者・湯川(福山雅治)が唯一、天才と認める数学者・石神(堤真一)がつくり出す謎に理論的に迫り、頭脳戦を繰り広げる。

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